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Smartcell & Designのビジョン

スマートセル^※1を使った可能性。そのひとつに、生物が持つ
蘇生・修復のような多様な機能を取り入れたプロダクトが生まれることがあります。
それは、既存のプロダクトが進化するだけではありません。
生物にしか製造できない酵素やそれを素にした食品など、
今まで人がつくりだすことが出来なかった、全く新しいプロダクトが生まれるイメージです。

蘇生・修復のような機能をもつサステナブルなプロダクトとして、
例えば、発光できる機能を細胞に加えた【光る街路樹】が出来たらどうでしょう。
電気供給がなくても光り続けることで、環境にいい効果をもたらします。
しかし、遺伝により他の植物に影響を与えない配慮が必要となります。
また、細胞に情報を埋めこめる【記憶媒体としてのスマートセル】は、プロダクトそのものに様々な情報をのせることを可能にします。同時に、そのプロダクトの取引や輸出入に
よる情報漏洩を防ぐルールやサービスが求められるでしょう。
このように全く新しいことが始まるということは、既存の課題がなくなる一方で、
新しい基盤が必要になるということです。

ゲノム分野の研究や編集技術の進化を見ると、
スマートセルが産業や社会基盤にも影響をもたらし、
世の中を巻き込んだビジネスの革命が起きるのは、もう目の前。

私たちはいち早く取り組み始めます。
来たるスマートセルインダストリー^※2に対応出来る、社会基盤の構築へ。
そして、コミュニケーションの枠を超えた支援を行います。
産業化を見据えた今後の企業課題・社会課題の解決のために。

※1 高度に機能がデザイン・制御された生物細胞
※2 プロダクトやサービスにスマートセルを使った産業

私たちの取り組みがつぎの社会基盤を構築し、発展ゆくことをイメージして
トラディショナルなトーンと、基盤を下線で表現しました。